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物流業界の課題

​ー 課題1 ー

Gig work

​各企業の担当者様から相談を受ける事例がこちら。

昨今、ギグワークという労働形態が流行っていて、得に軽貨物業界への参入障壁が非常に低く登録のみでお仕事が出来てしまう世の中であります。これは働き手には利便性も良く自身の都合に合わせて自由に好きな時に時間だけ過ぎれば報酬が得られるという画期的な働き方であります。

ですが反面、組織に属していない為、面接、研修、教育、などが皆無であるが故、無法地帯と化しています。この物流業界の品質、評判が著しく悪くなっているのも事実です。

​態度が悪い

挨拶もろくにしない。返事も出来ない。敬語もろくに使えない。大事な荷物を平気で投げる。

時間を守らない

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時間になっても来ない。お客様と大事な約束事の時間指定も不履行にする。

不潔、車内が汚い

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仕事をする服装ではない。体臭口臭が匂う。車内はゴミだらけでタバコの匂いがする。

アルバイト感覚

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全てにおいてプロ意識に欠けている。大事な荷物を預けるが無事届くか毎回心配でならない。

荷主様からの最も多い意見です。これらはこの業界にとって大きな課題です。

​ー 課題2 ー

Getting rid of

多重下請け構造による賃金の中抜き。

今の物流業界は驚く程の数の悪徳委託会社による多重下請け構造が横行しているのが現実です。これにより労働者に渡る賃金が低くなりドライバー不足の起因にもなります。これは社会問題として取り上げられてかなり大きい課題でもあります。

​これは一例ですがこの様な多重構造が横行して業界の悪習となっています

​ー 課題3 ​ー

CRISIS

宅配クライシスを迎えるにあたっての問題について。

宅配クライシスとは、EC市場規模とニーズの拡大により、宅配サービスの体制が崩壊しかける状態の事です。宅配クライシスが進行すると、運送会社の業務過多と労働者不足がさらに深刻化することになります。国土交通省の調べによると、平成30年度の宅配便取り扱い実績は43億701万個。前年度に比較すると、1.3%増加しています。

 

宅配クライシスの原因は、宅配の取扱個数の増加だけではありません。送り先への再配達も、宅配業務を圧迫する大きな原因です。
受取人が不在のために発生する再配達は、ただでさえ人手不足で忙しいドライバーの負担をさらに増やすことになります。国土交通省の発表によると、平成31年の再配達率は16.0%。都市部を中心に増加傾向にあると報告されています。
再配達が減れば、ドライバーはその分の労働力を新規の配達に回すことが可能です。

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​ー 解決 ​ー

SOLUTIONS

​様々な問題に真摯に向き合いこの業界を良くしたい。企業努力に全力を注ぐ。

課題1、2はこの業界に身を置く企業として深刻な悩みです。

弊社の考える事として、

課題1に関しては「採用のハードル」「研修内容の質」を徹底しています。

課題2に関してはこれはもう国が動かない事には我々ではどうにも改善できないと感じています。物価高騰、賃上げ等は残念ながら待てど暮らせど改善されません。元請と下請けの関係性がある以上「中抜き」が発生してしまい委託ドライバー様に下りる報酬額も減ります。

 

そこで弊社としましては自社発信の事業を「開発」「展開」と着手しています。

​現在、社一丸となって荷主様、加盟店様、注文者様の獲得に力を入れています。

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